2010年12月22日水曜日

シラカシ林観察路

 古代芝生広場の周囲のシラカシ林が県の天然記念物に指定されていることはご存知でしょうか? 高木層、亜高木層、低木層、草本層の4つの層から成り立ち、自然林にきわめて近い森林形態をとどめ、うっそうとした常緑広葉樹林独特の森林景観となっています。面積は約29,000平方メートルで昭和46年12月に指定されました。また、このシラカシ林は「かながわの美林50選」にも昭和63年に選定されており、南口から公園に入ってひとつ目の池のそばに木製の記念碑が建っています。

 ここ数年のあいだシラカシ林の観察路は老朽化のため閉鎖されていましたが、今年10月に新しい観察路が全面開通しました。湿生植物園から古代芝生広場へ続く階段となっており、途中の踊り場にはシラカシ林の説明板も設置しています。冬の木漏れ日の中、天然記念物のシラカシ林をじっくりと観察しながら散策をお楽しみください。ご来園お待ちしております。








0 件のコメント: